英語で話したり、書いたりしているときに、「この日本語の英単語が出てこない…😫」こんなことがよくありませんか?言えないがゆえに話が止まってしまうと気まずくなり、その空気から焦ってしまってパニックになる🫠…私も正直よくあります(笑)たとえ英検1級を取得したりTOEICで高得点を取得できたからと言って、なんでも英語にできるとは限らないのです。
そんな時、どうすればよいか。こんな状況を打破できるかもしれない方法は3つあります。
1:「漢字」を思い浮かべない。 2:「幼稚園児に話とすなら」をイメージする 3:「例」を出す
この3つです。では今回は「環境問題」をテーマに1つずつ詳しく解説していきましょう!!
「漢字」を思い浮かべない
「基本的にはカタカナや平仮名で考えた方が楽」👌と思いましょう。例えば「地球温暖化🌎」が出てこないとしましょう。漢字ばかりで困りましたね。では平仮名を使って「地球が温かくなること」としてみるとどうでしょう?英語にできるような気がしませんか?「地球🌎=earth 温かくなること🌞=warming」になおせますね。本当は「地球温暖化=global warming」という単語がありますが、「earth warming」でも十分伝わります。
ここで「伝わるのはいいけど、正式な単語で言えないと嫌だ」「かっこ悪い」と思った人、要注意です。様々なタイプの英会話学習者を見てきた私の経験上、「完璧主義者」ほど非常に英会話力に伸び悩みます。英語を学習している我々は言ってみれば英語を話そうとする「生まれたての赤ちゃん👶」なのです。(大人と子供では学習能力に大きな差があると思いますが、ここではわかりやすいようにあえて少し行き過ぎた表現をしています。)英語を5年間学習した方は、「5歳の子供が話す日本語のレベル」と思えばご自身の英語力レベルに納得できる方もいるのではないでしょうか?
では5歳の子供が「地球温暖化」と2,3回聞いて覚えられると思いますか?たぶん厳しいですよね。(能力差もあると思いますが)「地球が温かくなっているんだよ」といった方がきっとわかりやすく、覚えやすいでしょう。「漢字はできる限り使わない」これが特に初級レベルの方にはの鉄則です。
くり返し言います、大人の英語学習者は、英語を母国語として話す国にいきなり生まれた「赤ちゃん・子供」なのです。まずは中学校1年生で習うような単語を使って積極的に話、徐々に難しい単語を使い慣れていきましょう。
「幼稚園児に話すなら」をイメージする
先ほどの内容とかなり被る点も多いですが、「難しい内容は簡単な言い回しになおす」癖をつけるといいたいことを英語で表現しやすくなります。そのためにまだ難しい日本語を知らない幼稚園児を想像して簡単な日本語にしましょう。
例えば「車🚙の普及が環境破壊に悪影響を与えている」と英語で言いたいと思ったと仮定しましょう。なかなかすぐには出てきそうにないですよね。ではこの内容を幼稚園児に説明するとき、あなたならどうしますか?「今はたくさんの人が車🚙を持っているんだよね。それは地球🌎にとって良くないんだよ」と言うと「車のせいで環境が悪くなっている🥶」というイメージがわくのではないでしょうか?(ここではなぜ車の普及が進むと環境破壊につながるかの説明は省略しています)では簡単な日本語になおした文章を英語になおしてみましょう。
There are a lot of people who have cars. That is not good for the earth.
いかがでしょうか?使用している単語はほとんどが中1レベルですが、十分意味が伝わる内容になりましたね。英会話は伝わればOKなのです.
「例」を出す
こちらは私が最も多用している方法になります。言いたい日本語の直接の意味を持つ英単語が出てこなくても大丈夫。それに関連する単語を列挙し、相手に自分が何を伝えたいか悟ってもらう非常に相手の英語力に頼る方法です。「私は単語を忘れたけど、あなたはたぶん知ってるでしょ。あれだよ、あれ」といった感じです(笑)。
例えば「再生可能エネルギー⚙️」という英単語が思い出せなかったとしましょう。「再生可能エネルギー」の例を挙げてみてください。「太陽光発電」「風力発電」「バイオマス発電」などがありますね。これらを使って
Well, I mean energies… like solar power, wind power, biomass power…
(えっと、私が言いたいのは太陽光とか風力とかバイオマスのエネルギーのことで…)
というように相手が悟ってくれるまで例を挙げ続けましょう。なんだかちょっとせこい感じもしますが、日本語でもこのようなことがありませんか?日本語ネイティブの我々でもやってしまうことですから、ネイティブじゃない英語でこの方法を使ってはいけないなんてことはないですよね。「伝えること」はもちろん大事ですが、「汲み取ってもらう」ことも同じくらい重要です。恥ずかしいことではありません。
以上、3点が「言いたいことが英語で言えない」ことに対する対策になります。いかがでしたでしょうか?英語学習において「使えるようになること」が一番難しいです。英検やTOEICで学習した「高レベルでカッコいい」単語を「見たり聞いたりしたらわかるのに、いざ使おうと思えばなんで使えないんだ」と悶々とした経験はないでしょうか?意味を知っているからと言って、すぐにそのすべてを使いこなすようになることは非常に難しいことなのです。これは日本語にも言えるでしょう。皆さんはニュースで政治家が話していることの内容は、見聞きすれば何となくその意味が分かるかもしれません。ですが、ではいきなり明日自分が政治家になったとしましょう。政界に何年もいる人と同じように話すことができますか?「忖度」「遺憾の意を表する」などすぐに使いこなすことはたぶん難しいですよね。「昨日学習した単語なのに使えなかった…オワタ」なんて絶対に思わないでくださいね。日本語でも普段使い慣れていない単語はすぐに使えないのですから、学習途中で毎日数分~数時間しか触れてない英語でそれをしようとするのは、できなくて当たり前だと前向きに考えましょう。
さあ皆さん、もしこの記事を読んだ後に英会話レッスンや、英語での会議、ディベートなどがありましたら、これらの方法を早速試してみて下しね。何にも話せなくて気まずくなるより、伝えようとする姿勢が大切なのです。「困ったら黙らず思いつくことを言う・助けてもらう」を覚えておいてください。この記事が皆さんの役に立つと幸いです。
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