「新しい単語が覚えられない😫」「新しい級の単語帳を買ったけど全然知らない単語ばかりで心が折れる‥‥🙄」そんなことを思っている方に、今回は覚えられる方法ではなく、「心構え」をお伝えさせてください。
「簡単に覚えられる方法を教えてくれると思ったのに😤」と思い、この記事を開いてくださった方、申し訳ない🙇ですが、なぜ単語を覚えることが大変か、なぜ時間がかかるか、その理由をしっかりと理解しておけば今後の学習に役立つこと間違いなしです。
結論から申し上げますと「新しい単語=新しい人との出会い」と思ってください。
皆さんが新しい学校に転校したとしましょう。そこには何百人もの知らない人がいますよね?一度挨拶を交わしたり、名簿を見るだけで全員の顔と名前が翌日も一致させることができますか?恐らくほとんどの方は無理だと思います。
では皆さんはどのようにして新しい友人の名前を憶えていくのでしょうか?名前を何度も呼んだり、1緒に遊んだり、言い合いをしたり、好きになったり、嫌いになったり…など何度も出会いかかわりあうことで覚えていくことができますよね。「●●君はアイスが好きだったな」「●●ちゃんは髪の毛が長かったな」など特徴も一緒に覚えることで顔と名前が一致しやすくなります。要するにその人に関する付加情報が覚えることを手助けしてくれます。
それは「新しい単語を覚える」ことにも同じことが言えるのです。まずは単語帳で出会い、長文で同じ単語を見かけ、誰かかが使っているのを見かける…そういった単語との出会いを何度も繰り返すことによってやっと1つの単語を覚えることができます。そんな人との出会いを単語に置き換えるとこんな感じ↓
「discrepancy(不一致)?!スペルも長いし覚えにくいな‥‥disで始まる単語は多いし無理や😫」 →「“These is a discrepancy between my idea and his one.”またこの長い単語が出てきたなんだっけ?(調べる)→あ、不一致だったな。へえ~みんなの意見が不一致か、会議とかで使えるんだな→また出てきた、今度は”矛盾”って意味で使うんだ‥色々意味があるな disで始まるからあんまりいい意味を持ってないな →あ、またお前だな。もう忘れてないぞ。」
といった感じで何度も出会い、覚えていくのです。3級に合格して準2級の学習を始める方にとって準2級の単語帳はまさに転校先の新しい「学校」といった感じです。単語(新しい友達)とたくさんコミュニケーションをとることで友達を増やしていきましょう。「1回見ただけでは覚えられない」のです。そのため「反復練習」は不可欠になってきます。そこは割り切って練習しましょう。
また皆さんの多くは英単語をその日本語のみで覚えようとしている方がいませんか?例えば eradicate=根絶する だけで覚えてしまうとこの2つしか結びつきがなくなってしまいます。例えば例文 This software eradicates the virus. (このソフトウェアはウィルスを根絶する。) と一緒に学習すれば「eradicateの後ろにはあまりよくない単語が来る」などイメージを膨らますことができますね。「漢字や完全な日本語」で覚えず、ざっくりとしたイメージで単語の意味が取れるようになることも反復練習と同じぐらい「単語力」をあげるコツになります。
なんだか楽しく単語を覚えられそうではないでしょうか?「覚える」というとなんだか堅苦しく、面倒な感じがしますよね。「新しい出会いをふやす」と思うとワクワクしますよね。新しい友達に会い、よく知ることであなたの未来も広がるでしょう。覚えられていない単語に出会ったときに「またお前か、誰だけ…?もういいや」とあきらめずに「どんな人だったっけ?もっと教えて!」と単語に積極的にかかわっていきましょう。たくさん単語を覚えていくと「嫌な奴らのグループ」「煌びやかなグループ」「面倒なグループ」といったようにグループ化して一気に覚えることも可能です。友達も増えれば増えるほど、知れば知るほど勝手に頭の中でグループ化されていませんか?単語も同じです。
さあ、眠っている単語帳を開いて早速「未来の友達」にたくさん出会ってみましょう!!新しい友達ががあなたを待っていますよ。
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