英検の試験内容が2024年度からリニューアルされますね。皆さんはもう対策をしましたか?
従来のライティング問題と比べ、非常にカジュアルな内容になっている印象です。従来の問題はガチガチの意見論述という感じでしたが、今回はお友達と話している感覚で気楽に答えるといったところでしょうか?
今回は3級の新形式について私なりの対策を皆様に伝授します。
1 まずは状況設定を体に落とし込む
設定が「外国人の友達からメールを受け取った」なっています。3級は今では小学生や中学生でも受験する方が増えてきているので「え?外国人の友達なんていないよ…」という方が大半ではないでしょうか?そんなかたは一番身近な友達からメールを受け取ったと設定するとイメージしやすく、内容も浮かびやすくなると思います。
2 メール全体を読み内容と質問を確認
「2つの質問に対する内容を自由に考えて答える」とあります。ここで「なんんだ、質問に答えるだけか」と思われた方、要注意です。おそらく質問に答えただけでは指定されている文字数の範囲(15~25語)に到達させることは難しいでしょう。下線が引かれた2つの質問だけ読むのは×です。全体を把握することで、ステップ3に必要な情報を必ず把握しておきましょう。
3 型にはめて実際の返答を英語で書いていく
従来のライティング問題同様、書き方の「型」をあらかじめ決めておきましょう。私のお勧めは以下です。
① 出来事に関し一言コメント (1文)
② 2つの質問に答える (2文)
③ もう一つ締めに一言コメント/質問の答えに対し何か付け加える (1文)
ではこのステップと型を使って以下の例題の答えを考えてみましょう。
受け取ったメール↓
Hi,
Thank you for your e-mail.
I heard that you went abroad last week. I want to know more about it. Where did you go? And what did you do there?
Your friend,
Kate
返信するメール↓
Hi, Kate!
Thank you for your e-mail.
解答(自分が書くところ)
Best wishes,
😉Step1 まずは状況設定を体に落とし込む
Kateからのメールとなっていますが、今回は私の親友を思い浮かべてみます。
😉Step2 メール全体を読み内容と質問を確認
内容:私が先週海外へ行ったという設定
質問:①私はどこへいったのか ②何をしたのか
😉Step3 型にはめて実際の返答を英語で書いていく(日本語であらかじめ書く内容を書いておくの も〇)
今回はあらかじめ日本語で書く内容を書き出しておきます。
① 出来事に関し一言コメント→とっても楽しかったよ。
② 2つの質問に答える→①家族とアメリカに行った ②買い物へ行った
③ aもう一つ締めに一言コメント/b質問の答えに対し何か付け加える
( a もう一回行きたい b ピザをかった)
英語に変換してみましょう。
a:It was really fun. I went to America. I went shopping there. I want to go there again in the future. (21語)
b: It was really fun. I went to America. I went shopping there. I bought some pizza.(16語)
どうでしょう?「意外とできるぞ…」と思っていただけた方がおられると嬉しいです。ここ
からはさらに詳しくスッテプ3をより詳しく解説していきますが、すべてのポイントで
共通して必要な力が(想像力)になります。妄想が得意な方は英検のライティングパートは
得意分野😉になりかもしれませんよ・・ 反対に現実的な方、嘘がつけない方、こだわりが強
い方は苦手意識が強くなるかもしれません🥶。「すべては合格するためだ・・・」と割り切っ
て取り組んでみましょう。変なこだわりやプライドは捨ててください。
(Step3 型にはめて実際の返答を英語で書いていく)を詳しく説明していきますね。
① 出来事に関し一言コメント
ここのコメントは自分の中で定型文をいくつか覚えておきましょう。様々な場面で使える表現を少し紹介しますね。
It was really fun.(めちゃくちゃ楽しかった) ほかにも exciting/interesting/goodなども使えますね
I had a great time.(素晴らしい時間を過ごした)
I learned a lot. (たくさん学べた)
It was a great experience. (素晴らしい経験だった)
② 2つの質問に答える
ここで気を付けるポイントは自分が英単語を知っていてかつスペルを正しくつづれるものを選ぶことです。 「どこに行ったか」に関してAmericaと書いてもUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (イギリスの正式名称)が書けてもそんなに配点は変わりません。(文字数は稼げるかもしれませんが…)そんなことに労力を使うことは非常にもったいないですので「知っている・絶対に書ける」ものを選びましょう。
また、「何をしたか」の質問に対しても「アメリカに行ったら自由の女神を見て…」 「自由の女神」を英語で書けますか?諦めて I ate pizza. I went shopping. I went to a store. I saw a nice view. など書きやすく文法間違いも比較的しにくいような内容にしましょう。
「それぞれの文が短くない?」と思った方、アドバイスです。一文が短すぎる場合は疑問詞を思い出しましょう。例えばI ate pizza.とI went to a store.とを例にとってみましょう。
when(いつ) I ate pizza in the morning.
where(どこで) I ate pizza near a river.
who(だれ) I ate pizza with my family.
why(なぜ) I ate pizza because it is my favorite food.
how (どうやって) I went to a store by bus.
どうですか?簡単に数単語語数を増やすことができましたね。この方法は3級以上でも活用できます。
③ もう一つ締めに一言コメント
締めコメントも自分の中で定型文をいくつか覚えておきましょう。先ほど紹介したものも少し使えそうですね。ほかにも使えそうな表現を少しご紹介しますね。
I want to go there again. (またそこに行きたいな)
I will never forget the view. (決してあの景色を忘れることはないだろう)
は内容に応じて変えましょう。
I’ll show you some pictures someday. (また写真みせるね)
さあみなさんコツがつかめたような気がしてきましたか?「問題を早く解いてみたい!😉」と思われた方、素敵です。あとはたくさん問題数をこなすのみ。ほかの人の回答を見ることも色々な考え方や意見をしれてとてもお勧めです。さあしっかりと準備し、英検に挑戦してみてくださいね!!
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